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文椿ビルヂング - 新着情報
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文椿ビルヂング 歩いて巡る近場の名所-1

三条両替町北東角に在る、文椿ビルヂング。

ここは徒歩1分から10分圏内にホテルも多数ある
観光客の方にとっても大変便利な場所。
少し足を伸ばせば京都の名所旧跡や人気スポット巡りも
楽しんでいただけます。
今日はそんな人気スポットから
お薦めの『三条通のレトロ建築探訪』を西から東に向かいご紹介します。


当館【 文椿ビルヂング】(旧西村貿易店社屋)--- 三条両替町北東角
1920年(大正9年)に貿易店社屋として建てられました。
その後、繊維問屋に渡り 
戦後間もなくはGHQに接収され文化施設として使われ
さらに内装貸物業者から呉服商社へと所有者が移行しました。
2004年(平成16年)に複合商業施設としてリノベーション。
現在も京都ならではのショッピングや御食事が楽しめる
ビルとして地域の方や観光客の皆さまに愛されています。
国登録有形文化財(第26-0208号)



【みずほ銀行京都中央支店】(旧第一銀行京都支店)---烏丸三条南西角
1906年(明治39年)竣工。辰野・葛西建築事務所による原設計。
赤煉瓦の壁に白い石を帯状にめぐらせる「辰野式」スタイルです。
1919(大正8)年に清水組・田辺淳吉の設計で南側・西側を増築。
西側増築部分は戦後更に改築。1999(平成11)年に取り壊され、
2003(平成15)年にレプリカとして再建されました。

【新風館】(旧京都中央電話局)--- 烏丸姉小路南東角
原形である鉄筋コンクリート造の洋館は逓信省営繕課技師の
吉田鉄郎による設計、清水組(現 清水建設)の施工で
1926年に竣工し、1931年(昭和6年)に増築されました。
地上3階建ての回遊式の建物を複合商業施設としてリノベーション。 
京都市登録有形文化財第1号

【平楽寺書店】1927年(昭和2年)--- 東洞院三条上る  
国登録有形文化財(第26-0018号)



【中京郵便局庁舎】1902年(明治35年)--- 三条東洞院北東角  
 京都郵便電信局として逓信省営繕課の設計で建設された
ネオルネサンス様式の赤レンガ造りの美しい外観が特徴 。
1973年(昭和48年)には改築計画発表され、1974年(昭和49年)に
一旦は局舎の取壊しが決定しましたが、反対運動が起こり
外壁を残したままで内部のみを新築する建築手法(ファサード保存)
を用い改築されました。
歴史的建造物の保存などを目的として近年多い事例ですが
中京郵便局舎が日本で最初の実施例だということです。
1998年(平成10年)に建設省(当時)により公共建築百選に選定。
京都市登録文化財第10号



【京都文化博物館 別館】(旧日本銀行京都支店)
 1906年(明治39年) --- 三条高倉西入
旧日本銀行京都支店の建物。現在は京都文化博物館の別館として使用
されています。辰野金吾とその弟子・長野宇平治による設計。
赤煉瓦造りに白い花崗岩の帯が入る辰野式建築。
1965年(昭和40年)まで日本銀行京都支店として使用され、
1969年(昭和44年)国の重要文化財に指定されました。
展示ギャラリーや音楽会のホールとして主に使用されています。
隣接する新しく建てられた本館では、常に時代を先取りした
展覧会が催され多くのファンを魅了し続けています。



【日本生命京都三条ビル】(旧日本生命京都支店)
1914年(大正3年)---三条柳馬場北西角
塔屋の銅板葺きトンガリ屋根に辰野(片岡建築事務所)金吾らしさが
あると言われています。現在の建物は1983年(昭和58年)に改築され
 塔屋を含む東側部分は補強した上でファサード保存されています。
1階に「リサイクル着物」のお店が入っています。
京都市登録文化財、国登録有形文化財(第26-0009号)



【SACRAビル】(旧不動貯金銀行 京都支店)
 1916年頃(大正5年頃)--- 三条富小路北西角 
日本建築株式会社による設計。外観の幾何学的なデザインは
当時日本で流行していた「セセッション」の様式を取り入れてあり
当時の銀行では珍しかったモダンな外観だったそうです。
内装の階段や廊下には木が使われ、レトロな空間を生かした
ヴィンテージビーズや、こだわり毛糸のお店などが営業されています。   
国登録有形文化財(第26-0008号)



 【1928ビル】(旧京都大毎会館)
 1928年(昭和3年)--- 三条御幸町南東角  
 アール・デコ風の鉄筋コンクリート構造3階建ての建造物。
設計は武田五一。 当初「京都大毎会館」として建設され
1998年まで毎日新聞社の京都支局として使わました。
 毎日新聞京都支局の移転後は、ギャラリー・レストランの他
フリースペース(アートコンプレックス1928)として
活用されています。
 京都市登録有形文化財第2号

単に歩くだけなら約10分の距離ですが、これらのレトロな洋館以外にも古くからの商店や町家を使った店舗など
魅力的な建物やショップが盛り沢山!
歴史や伝統に敬意をはらいつつ、新しい文化や様式にも柔軟だった京都の気質が見て取れるのが三条通界隈です。

嗅覚を研ぎ澄ませ、好奇心のままに大人散歩はいかがでしょうか?


 
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